個人対象の融資のみならず、事業者向けの融資についても金利の違いがあります。

銀行や信用金庫などの融資ですと、年利4〜5％程度のものもあります。

また、地方公共団体などの利子補給が受けられれば、利息はさらに低くなります。

これに対して、いわゆる商工ローンになりますと、利息制限法の制限金利から出資法の制限利率いっぱいの年利15〜29.2％程度となっています。

さらに、ヤミ金融と呼ばれるところでは、出資法の制限利率など無視した、半月で1割というような利息もあります。

ヤミ金融のようなところから高利で借金をしてしまうと、返済することはほぼ不可能です。

といいますのは、ヤミ金融の業者同士でお互いに連絡を取り合っているケースがあり、支払期日に他の業者が次々にダイレクトメールを送ってきます。

そして、最終的には、多重債務者として破綻することになるからです。

金利の安い借金も探せば必ずありますので、ヤミ金融からの借金だけは絶対に避けるようにしてください。