クレジットカードと借金について
現代は、ローンを組めば何でも買うことができ、カードさえあれば現金を持ち歩く必要がないという、まさにローン社会といえます。
特に最近は、特別なローン手続きを経なくても、クレジットカードさえあれば、カードローンで簡単に商品を買うことができます。
ただし、これは非常に便利である反面、危険なことでもあるのです。
それは、ローンといっても、その実質は、ローン会社からの借金にほかならないからです。
具体的なカードローンの仕組みは?
消費者が販売店からパソコンをカードで購入したとします。
この場合、消費者は、ローン会社に支払いを肩代わりしてもらい、ローン会社から販売店に代金が支払われます。
消費者は肩代わりしてもらった代金に利息(手数料)を加えて、ローン会社に分割で返済することになります。
ちなみに、一般的に消費者は、上記のようなことを「カードで支払った」と言いますが、この仕組みを見ますと、消費者が支払ったのではなく、実際に支払ったのはローン会社であり、消費者はローン会社に借金をしただけであるというのがわかると思います。
つまり、消費者は、ローン会社から借金をしてパソコンを購入したということです。 |