平成16年1月1日、ヤミ金融による高利の貸付けや悪質取立てなどの被害が多発し、社会問題化したことにより、貸金業法、出資法の一部を改正するヤミ金融対策法が施行されました。

なお、このヤミ金融対策法によって、ヤミ金融は減少したようですが、まったく無くなったわけではないようです。

改正の内容としては、次のようなものです。

■貸金業の登録要件の厳格化
■無登録業者に対する規制の強化
■広告・勧誘行為に関する規制の強化
■取立て行為に関する規制の強化
■罰則の強化...など

消費貸借というのは、当事者の一方が種類、品質および数量の同じ物をもって返還することを約して相手方から金銭その他の物を受け取ることによって、その効力を生じます。