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遺産について

どのようなもののことをいうのですか?

遺産というのは、亡くなった人(被相続人)が残したすべての財産のことをいいます。また、法律上は「相続財産」と呼んでいます。

具体的には、次のようなものです。

■現金
■預金
■不動産
■借地権
■借家権
■自動車
■貸付債権
■売掛金債権
■貴金属
■美術品...など

また、上記のような、いわゆる資産だけでなく、借金などの債務(負債)や、他人の債務の保証人となっていること(保証契約上の地位)などのマイナスの価値を持つものも相続財産となります。

配偶者と子供の相続分は?

配偶者と子供の相続分は、2分の1ずつとなります。

また、子供が数人いる場合には、その一人一人の相続分は原則として均等ですが、非嫡出子の相続分は、嫡出子の2分の1となります。

嫡出子・非嫡出子とは?

嫡出子というのは、婚姻届を出している正式の夫婦間の子のことをいいます。

一方、非嫡出子というのは、婚姻届を出していない男女間の子のことをいいます。


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