どのように書いたらよいですか?
一般的な借用書のタイトルとしては、「金銭消費貸借契約書」とか「住宅ローン契約書兼抵当権設定契約書」などと記載します。
もちろん、「契約書」や「借用書」でもかまいません。
名刺の裏などに書いた借用書の場合は?
名刺の裏などに書いた借用書の場合でしたら、借用書のタイトル(標題)は、なくても有効です。
また、タイトルは「金銭消費貸借契約書」とか「念書」などでもかまいません。
借用書の収入印紙は?
印紙税を収入印紙によって納めます。
ちなみに、税額は、借金の金額によって異なりますが、債務者の負担になります。
なお、サラ金のカードローンなど、その極度額※までであれば、そのたびに契約書を書かずに債務者が繰り返し借金できるような場合には、カード作成の際に申込書兼用の「基本契約書」を締結しますが、この印紙代は200円です。
※借入できる最高限度額のことです。通常は、極度額の取り決めがあると、債務者はその金額に達するまで繰り返し借入ができます。
収入印紙がないと契約書は無効ですか?
収入印紙がなくても契約書としては有効です。
ただし、印紙税法違反となりますので注意してください。 |