キャッシング・ローンの法律研究室U



ヤミ金業者の厳しい取立てにあった場合

どうしたらよいですか?

ヤミ金業者だけでなく、サラ金などの消費者金融、商工ローン、日掛け金融業者など、貸金を業とする者は、債務者の私生活や業務の平穏を害するような取立ては禁止されています。

具体的には、債務者(借主)の自宅に深夜や早朝に押しかけたり、大声を上げたり、暴力的な態度を取ることは禁止されています。

よって、もし業者やその依頼を受けた取立屋から違法と思われる取立てを受けた場合には、すぐに警察に通報して助けを求めるようにしてください。

業者や取立屋は、自分が違法行為をしていることはわかってやっていますので、警察官がくれば、とりあえずは取立てをやめて引き上げていきます。

警察に通報した後は?

とはいえ、これは一時しのぎの対処法にすぎませんので、これで完全に取立てがやむということはありません。

なので、業者が引上げたとしても、できれば被害届や告訴状を警察に出すようにしてください。

特に、告訴状が出されると、警察は必ず捜査をすることになっていますから、業者に対して一定の抑止力になります。


借金を返済しないと担保は処分される?
法律上差押えが禁止されている動産とは?
ヤミ金業者の厳しい取立てにあったら?
違法な取立て業者への処分は?
貸金業者の監督官庁とは?
強制執行による換金とは?
法律上差押えが禁止されている債権とは?
告訴とは?
貸金業者の登録と取消し
グレーゾーン金利とは?

Copyright (C) 2011 キャッシング・ローンの法律研究室U All Rights Reserved