どのように行うのですか?
保証契約は、契約書を交わすのが一般的ですが、特に貸金業者が貸主の場合には、契約書の締結が義務付けられています。
また、契約方法には、次のようなものがあります。
■一般的な住宅ローン契約書のように、保証債務の条項を盛り込んだ金銭消費貸借契約書に、債務者とともに署名押印する場合
■主たる債務の契約書とは別に、債権者と保証契約を交わす場合
保証債務の範囲は?
借金の保証人が責任を負う保証債務の範囲というのは、原則として、借金の残額(元本)だけでなく、利息や遅延損害金にまで及びます。
債権者は、債務者が返済期限に約束の返済をしない場合には、保証人に対して、債務者に代わって返済をするよう保証債務の履行の請求をすることができます。
保証人とは連帯保証人のことですか?
貸主が業者の場合、単に「保証人」と言われたときは、それは連帯保証人を意味します。
また、実際上、貸主が求める保証人は、ほぼ例外なく単なる保証人ではなく連帯保証人であり、保証契約書にもそのように明記されています。
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