借りたお金を返さないからといっても、貸主が強引に悪質な取立てをすることは法律で禁止されてます。

貸金業規制法では、サラ金など貸金業者に対する取立て禁止行為を具体的に例示していて、また、違反者に対しては、2年以下の懲役または300万円以下の罰金を科すことになっています。

そして、ご質問の場合には、明らかに貸金業規制法違反の取立てに当たります。

具体的には、業者は午後9時から翌朝8時までは取立てが禁止されていますし、多人数で自宅まで押しかけて返済を強要したり、大声を出したりするのも禁止されているからです。

貸金業者が、借主の勤務先にまで頻繁に取立に押しかけるような行為については、貸金業規制法で禁止されています。

なので、もし業者に取立てをやめるように言っても、相手がやめないようであれば、財務局や都道府県の担当課に通報するか、警察に相談するとよいと思われます。

可能であれば、上司に相談して、会社から営業妨害だと被害届を出してもらうという方法もあります。