キャッシング・ローンの法律研究室



住宅ローンとは?

住宅ローンとは?

住宅ローンというのは、住宅を取得・改良する際の所要資金のローンのことをいいます。

ちなみに、この住宅ローンは、経済統計上は消費者信用の範疇には含まれません。

これは、住宅購入(建設)というのは、投資(貯蓄)であり、消費ではないからです。

住宅ローン特則とは?

住宅ローン特則というのは、民事再生法に定める個人債務者のための特則の1つで、正式名称は「住宅資金貸付債権に関する特則」といいます。

具体的には、住宅ローンを抱えて経済的に破綻に瀕した個人債務者が、生活の本拠である住宅を手放すことなく、その経済的再生を図るための手続きのことをいいます。

関連トピック
住宅ローン特則による経済再生とは?

住宅ローン特則では、住宅資金特別条項として住宅ローンの元本、約定利息、遅延損害金などの弁済時期を繰り延べたり、1回あたりの弁済額を少なくすることなどを定めています。

これによって、債務者は、期限の利益を喪失しなかったことになり、住宅に設定された抵当権の実行を回避することができます。

ちなみに、住宅ローンの保証会社が、債務者に代わって保証債務の履行をした場合、6か月以内に再生手続きの申立てがあれば、その保証債務の履行はなかったものとみなされます。

そして、住宅ローンに付随する団体信用生命保険などの契約もそのまま存続し、銀行等の当初の住宅ローン債権者が債務者から返済を受けることになります。


社会責任投資とは?
住宅金融組合とは?
住宅ローンとは?
住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)とは?
住民基本台帳カードとは?
ジャパンプレミアムとは?
住宅金融専門会社(住専)とは?
住宅ローン特則による経済再生とは?
住基ネットの本人確認情報とは?
住民税とは?

Copyright (C) 2011 キャッシング・ローンの法律研究室 All Rights Reserved