社会責任投資というのは、企業倫理の実践や、企業の社会的責任の遂行に配慮している企業の株式を購入することをいいます。

ちなみに、企業の社会的責任に対する関心の高まりとともに、倫理ファンド（社会的投資ファンド）の販売も欧米から広がりつつあります。

社会的責任を果たす企業を対象とした株価指数としては、次のようなものが提供されています。

■英国「ＦＴＳＥ４Ｇｏｏｄ」
■米国「ＤＪＳＩ」

日本においても、環境面や社会面から企業を評価する投資信託が販売されていますが、欧米と比較するとはるかに低い規模といえます。

ジャパンプレミアムというのは、邦銀が海外で資金を調達する際に、資金の貸し出し側である欧米の銀行から要求される金利上乗せ幅のことをいいます。

バブル経済崩壊以降は、日本の金融システム不安や邦銀の信用力低下によって、このジャパンプレミアムは拡大傾向にあります。

ジャパンプレミアムという名前は、オイルショック後、日本の経済力に対する不安から、欧米の銀行が邦銀との取引を絞り、プレミアムがついたことから付けられたものです。