次のような、都合のよいことばかりの広告には注意が必要です。

■借金を低利ですべて一本化
■多重債務でお困りの方お電話ください
■他店で断られた方でも即融資...など

上記のような広告が電話ボックスに貼られていたり、スポーツ新聞に載っていたりしますが、そのほとんどは、整理屋、紹介屋、買取屋と呼ばれる悪質業者です。

登録詐称業者というのは、広告の登録番号の表示に、架空の登録番号を使用したり、他の貸金業者の登録番号を使用するなどして登録業者を装ったりする業者のことをいいます。

買取屋というのは、多重債務者がまだクレジットカードを使用できる状態であれば、そのカードを使って電化製品などを大量に購入させ、それを定価の3〜4割の安値で買い取り、転売をして利益を得る者のことをいいます。

この買取屋の手口にはまると、債務者は一時的には金銭が入ったような錯覚に陥りますが、いずれカードの支払いに追われ、苦しみが増えるだけなので注意してください。