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準備預金制度とは?

準備預金制度とは?

準備預金制度というのは、民間金融機関に対して、預金等の債務の一定割合※相当額を、中央銀行に強制的に預入させるという制度のことです。

この準備預金制度は、1863年に米国が始めて導入したもので、日本では1957年の「準備預金制度に関する法律」によって導入されています。

※準備率、支払準備率、預金準備率ともいいます。

準備預金制度の機能とは?

準備預金制度の主な機能としては、まず金融機関に一定額の支払準備を保有させることにより、預金者を保護することがあげられます。

また、準備預金の積み操作における積み進捗率というメルクマールを提供することで金融調節の有効性を高め、準備率により金融機関の信用創造能力を規定し、マネーサプライ(通貨供給量)をコントロールすることなどもあります。

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照会情報とは?

照会情報というのは、クレジットカードやローンの申込みを受けた与信業者が、与信審査のために、個人信用機関に信用照会をしたという記録のことをいいます。

照会情報の保有期間は?

個人信用情報機関では、照会記録として6か月間保有しています。

償還予定表とは?

償還予定表というのは、返済計画表のことです。

この償還予定表は、毎月の返済額とその内訳※、返済前や返済後の残高等について、初回から最終回まで記した返済計画一覧表になっています。

ちなみに、償還予定表は、住宅ローンの融資などの際に、金融機関から借り手に発行されます。

※元金返済分と利息充当分です。


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